Mimiori Bunko
耳折文庫様のロゴを制作しました。
デザインのこと
─── concept story
耳折文庫さんは、古本屋さんを不定期で出店しています。
「耳折」とはページの角が折られた“ドッグイヤー”を指しています。
古本はユーズドのお買い得感、あるいは、市場に出回っていないレアな一冊との出会いが楽しめるものですが、同時に、前回の持ち主の影を感じられることも味わいなのだそうです。
その形跡は、十数年前のレシートが栞として挟まっていたり、線が引かれていたり、そして、ドッグイヤーにあらわれたりします。
そのような味わいも含め、古本を楽しんでもらいたいという店主さんです。
ちなみに、本ロゴについては、
「できるだけ気持ち悪い感じの耳がええねん」
とのオーダーをいただき、気持ち悪めのリアル感のある耳でロゴを作成いたしました。
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ABOUT CLIENT
@afterimage_chronicle -
design : MEGUMI MIYAUCHI